≪鬼族技能≫ のバックアップ(No.10)


鬼族技能 Edit

 鬼族が持つ変身能力のほか、鬼族特有のコミュニティなどへの帰属を表す技能。

※これらの技能は全て共通して以下の効果を持つ。

習得条件:〔鬼族〕であること。
技能習得時:キャラクター作成後の習得である場合、習得に必要CPを『5』として扱う。
      2レベル以降への成長は通常通り。

共通技能 Edit

 後述する≪血脈≫に関係なく使用できる鬼族技能。

鬼身化(変身) Edit

 全身を鬼の姿へ変身させる技能。

宣言時:解除を宣言するまで以下の全ての効果を得る。
    「容姿が完全に鬼になる」
    「『筋』+3『速』+3『体』+3『知』−2(『消費能力値』は変化しない)」
    「≪鬼の爪≫≪鬼の角≫の効果に「ダメージ修正:+3」を追加する」
    「シーン内に「出血」しているキャラクターがいる場合、「血酔」が与えられる」

鬼族探知(汎用) Edit

 周囲に存在する〔鬼族〕を探知する。

宣言時:自身を中心とする半径150m内の〔鬼族〕の位置を特定する。
    同じ≪血脈≫を持つ〔鬼族〕であれば個人を特定することも可能。

息吹き(射撃/直接) Edit

 口から炎や吹雪を吐き出す。

宣言時:{オブジェクト}1つに「火属性」または「水属性」の攻撃判定を行う。
射程 3m
命中判定 『体』+SLd6
ダメージ判定 『体』+SLd6
命中時:対象の『自動減少値』を半減して計算する。
ダメージ時:対象に「炎上」または「氷結」を与える。
使用コスト:『体力値』3P

部分鬼化(付加) Edit

 鬼の能力を制御し、ある程度人間の姿を維持する。

宣言時:解除を宣言するまで以下の効果を失う。
    「容姿が完全に鬼になる」
    「≪鬼の爪≫≪鬼の角≫の効果に「ダメージ修正:+3」を追加する」
    「シーン内に「出血」しているキャラクターがいる場合、「血酔」が与えられる」

(付加)対象:≪鬼身化≫

鬼の爪(付加) Edit

 牙や爪を駆使して攻撃する。

宣言時:ダメージ判定基本値を「(『筋』or『速』)/2」に変更可能。
    ≪刃武器習熟≫と同様に(付加)できる。
    この技能は(付加)の個数制限に含まれない。
命中時:対象に「出血−1」を与える。

(付加)対象:格闘技能

鬼の角(付加) Edit

 角を駆使して攻撃する。

宣言時:ダメージ判定基本値を「(『筋』or『体』)/2」に変更可能。
    ≪打撃武器習熟≫と同様に(付加)できる。
    この技能は(付加)の個数制限に含まれない。
クリティカル時:対象に「苦痛」を与える。

(付加)対象:格闘技能

闘争本能(付加/連携) Edit

宣言時:「血酔」状態でも対象を任意に選択可能。
ダメージ修正:+SL×2
使用コスト:『体力値』3P

(付加)対象:(白兵)

身体修復(常時) Edit

 吸血鬼の≪身体回復≫同様、鬼族にも強靭な回復能力がある。

常時:『身体被害度』が毎分SL×2P回復する。
   この技能の効果は<魔法>によるダメージには適用されない。
安静時:15分で「骨折」が回復、30分で毒性値1点減少、半日で「失明」が回復する。

金剛力(常時) Edit

 両手で持たねばならない武器でも片手で扱えるような怪力を持っている。

常時:武器に『片属性』を与えたうえで装備可能。
   銃器の「両手使用」を無視して装備可能。

血族の誇り(常時) Edit

 「血酔」に対する抵抗力を身につける。

常時:シーン内に「出血」しているキャラクターがいる場合でも、
1シナリオにつきSLシーンの間は「血酔」にならない。

血脈(常時) Edit

 五大鬼族の血脈を色濃く受け継いでいる。

技能習得時:「本家」または「分家」を選択する。〔鬼族〕以外の種族は「本家」を選択できず「『基本能力値』+3」以外の効果を得る事はできない。
      その後、以下から効果を選ぶ。「本家」を選択した場合、下記の『基本能力値』上昇量は+2される。

‥【共柄】…怪力の一族。他よりも圧倒的に秀でた力を持つ。
 常時:「『筋』+3」を得る。
    ≪鉄の拳≫または≪武士道≫を本来の半分のCPで習得できる。

‥【柳刃】…軽業の一族。恐ろしく身軽。
 常時:「『速』+3」を得る。
    「移動」距離修正×1.5

‥【牛刀】…猛勇の一族。優れた体躯と回復能力を持つ。
 常時:「『体』+3」を得る。
    ≪身体修復≫の効果による回復時、<魔法>によるダメージも回復する事ができる。

‥【皮剥】…隠密の一族。変装が得意。
 常時:「『感』+3」を得る。
    「隠れる判定」の基本値を『感』に変更可能。

‥【間切】…剣技の一族、卓越した剣技を持って相手を切り伏せる。その技は空間すらも越えるとか。
 常時:「『技』+3」を得る。
    ≪刃武器習熟≫をボーナス扱いとして取得できる。

血脈限定技能 Edit

 特定の≪血脈≫を習得した者のみ使用できる鬼族技能。

超力(常時) Edit

 人智を超えた怪力を持つが、制御し切れない為一般的な武器を扱うことはできない。

使用条件:≪血脈≫で【共柄】の「本家」を選択している(この条件は無視できない)
常時:『筋』を『基本能力値』の上限を無視して上昇させる事ができる。
   また、『筋』を成長させるのに必要なCPは「成長後の数値/15」(最小1)となる。
   (~29:1 30~44:2 45~59:3……)
   このキャラクターが「武器」を装備している場合、即座に破壊される。

怪力乱神(常時) Edit

 想像を絶する怪力を誇り、高い重量を持つ武器の扱いに優れる。

使用条件:≪血脈≫で【共柄】の「分家」を選択している(この条件は無視できない)
常時:自身は『重量』の合計が「『筋』+SL×2」までの「武器」を使用することができる。

軽業(常時) Edit

 素早い動きを得意とする。

使用条件:≪血脈≫で【柳刃】の「本家」を選択している(この条件は無視できない)
常時:『速』を使用する判定に+1d6の修正を加える。

俊足(常時) Edit

 相手の隙をついて一瞬で移動する。

使用条件:≪血脈≫で【柳刃】の「分家」を選択している(この条件は無視できない)
常時:「割り込み」時、1シーンに1度だけ1タイムを消費して「軽く走る」を使用できる。

超回復(常時) Edit

 凄まじい回復能力を持つ。

使用条件:≪血脈≫で【牛刀】の「本家」を選択している(この条件は無視できない)
常時:≪身体修復≫による回復量は4倍となる。
   ≪身体修復≫で『身体被害度』が回復する時、その半分の『体力値』を回復する。
   また、自身の受けた「ペイン」「外傷」の状態変化と「毒性値」はシーン終了時に全て回復する。

超肺活(常時) Edit

 肺活量に優れた肉体を持ち、息吹による攻撃を得意とする。

使用条件:≪血脈≫で【牛刀】の「分家」を選択している(この条件は無視できない)
常時:≪息吹き≫を使用する際、使用コストの合計値から3Pまで軽減できる。
   また、≪息吹き≫の射程に+SLm、命中・ダメージ判定に+SL×2の修正を加える。

皮剥ぎ(常時) Edit

 相手の皮を剥ぎ、自らが着る事によって変装する。

使用条件:≪血脈≫で【皮剥】の「本家」を選択している(この条件は無視できない)
常時:『死亡』を与えた対象の容姿に変装する事ができる。
   この状態では≪情報収集≫≪心理学≫などの交渉的行動判定と、
   ≪スティール≫≪尾行≫など身を隠す行動判定の基本値を『感』で代用することができる

殻剥ぎ(付加) Edit

 強固な装甲も剥ぎ取る事ができる。

使用条件:≪血脈≫で【皮剥】の「分家」を選択している(この条件は無視できない)
宣言時:この技能は(付加)の個数制限に含まれない。
ダメージ時:このシーン中、対象の『自動減少値』を−5とする。この効果は重複し、2回目以降の減少量は−1となる。

(付加)対象:(白兵)

間切り(付加) Edit

 間切の剣士の斬撃は空間を越え、どれだけ離れた敵に対しても命中する。

使用条件:≪血脈≫で【間切】の「本家」を選択している(この条件は無視できない)
宣言時:この技能は(付加)の個数制限に含まれない。
判定時:インサイド内の対象に攻撃する場合、ダメージ修正+1d6を得る。
射程修正:+∞

(付加)対象:≪刃武器習熟≫

魔斬り(白兵) Edit

 実体ではなく魔そのものを断ち切る特殊な剣技。

習得条件:≪血脈≫で【間切】の「分家」を選択している(この条件は無視できない)
使用条件:『刃属性』を持つ武器1つを使用するものとして指定すること
宣言時:{射程内に存在する(設置)、またはキャラクター以外の「巨大」を持たないオブジェクト}1つを消滅させる。

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