≪呪術技能≫

Last-modified: Sun, 10 Dec 2023 14:37:11 JST (137d)
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呪術技能 Edit

 日本に古来より伝わる陰陽道やブードゥーの秘術、そういったマジナイを操るのが呪術技能だ。
 術者が自ら攻撃することは少なく、式神や精霊を用いての間接的な攻撃と支援を得意としている。

魔法技能 Edit

火精霊(魔法/支援) Edit

 気性の荒い火の精霊を呼び出す。

宣言時:解除を宣言するまで、シーン内の同意する{キャラクター}1人に以下の効果を与える。
    「<魔法>と「火属性」を得る。
     ダメージ修正+SLを得る。
     ≪〜精霊≫の効果の対象になった場合、この効果は失われる」
使用コスト:『精神値』3P

風精霊(魔法/支援) Edit

 素早く動く風の精霊を呼び出す。

宣言時:解除を宣言するまで、シーン内の同意する{キャラクター}1人に以下の効果を与える。
    「<魔法>と「風属性」を得る。
     命中修正+SL×2を得る。
     ≪〜精霊≫の効果の対象になった場合、この効果は失われる」
使用コスト:『精神値』3P

水精霊(魔法/支援) Edit

 生命力に溢れる水の精霊を呼び出す。

宣言時:解除を宣言するまで、シーン内の同意する{キャラクター}1人に以下の効果を与える。
    「<魔法>と「水属性」を得る。
     シーン終了時、自身の「出血」と『身体被害度』をSL×5P回復する
     ≪〜精霊≫の効果の対象になった場合、この効果は失われる」
使用コスト:『精神値』3P

土精霊(魔法/支援) Edit

 堅牢な大地の精霊を呼び出す。

宣言時:解除を宣言するまで、シーン内の同意する{キャラクター}1人に以下の効果を与える。
    「<魔法>と「土属性」を得る。
     また『自動減少値』+SLを得る。
     ≪〜精霊≫の効果の対象になった場合、この効果は失われる」
使用コスト:『精神値』3P

浮歩(魔法) Edit

 自らを空中に浮かばせる。

宣言時:解除を宣言するまで、自身は以下の効果を得る。
    「「飛行:±X」を得る。XはSL/2までの任意の値とする。
    『移動力』を『呪』/5として扱い、「全力で走る」を『体力値』の代わりに
        『精神値』を消費して解決できる。」
使用コスト:『精神値』2+XP

結界技術(魔法/設置) Edit

 あらゆる物をさえぎる結界を張る。

宣言時:この技能は「割り込み」中には使用できない。
    解除を宣言するまで、シーン内に以下の性能を持つ「結界」を登場させる。
    形状は自由で、タイムを消費して形状を変化させることができる。
    「『耐久力』:『呪』×SL 最大の長さ:SLm 最大の高さ:SLm
     硬度:SL×3 <魔法> 遮蔽物として扱う」
    (ダメージは『耐久力』へ与えられ、『0』になった場合「結界」は消滅する)
使用回数:1回(1シーンあたり)
使用コスト:『精神値』4P

縛りの法(魔法/特殊) Edit

 敵の動きを封じ、鈍らせる。

宣言時:シーン内の{キャラクター}1人と以下の対決判定を行う。
縛りの法判定 『呪』+SLd6
抵抗判定 『呪』+(対応)SLd6
勝利時:解除を宣言するまで、術者は以下の効果を使用できる。
    「対象が行動判定を行う際、その判定に-2d6の修正を与える。
     この効果は1シーンにSL回まで使用できる」
使用コスト:『精神値』4P

御封剣(魔法/支援) Edit

 あらゆる攻撃から保護する。

宣言時:解除を宣言するまで、シーン内の{キャラクター}1人に以下の効果を与える。
    「(対応)である≪技能≫の判定か、抵抗判定1つに+SLd6の修正を得る。
     この効果は1シーンに1度しか使用できない」
使用コスト:『精神値』4P

怨敵剣(魔法/支援) Edit

 あらゆる攻撃のダメージを高める。

宣言時:解除を宣言するまで、シーン内の{キャラクター}1人に以下の効果を与える。
    「自身が与えるダメージ1つに+SLd6の修正を加える。
     この効果は1シーンに1度しか使用できない」
使用コスト:『精神値』4P

式鬼(魔法) Edit

 陰陽道を用いて、式鬼を呼び出す。

宣言時:式鬼系NPCサンプルをシーンの任意の場所に召喚する。
    召喚するNPCの種類と数は以下から選ぶこと。また、同時にコントロール可能な限界数も以下に準ずる。
    この効果で「『自身のCP』/3」より高いレベルのNPCを召喚することはできない。
    また、召喚するNPCの数を-Xすることで、召喚されたNPCに「行動判定修正+X×5」を与える。
   「レベル『D』をSL体登場させる」
   「レベル『C』を(SL−2)体登場させる」
   「レベル『B』を(SL−4)体登場させる」
   「レベル『A』を(SL−6)体登場させる」
   「レベル『S』を(SL−8)体登場させる」
使用回数:1回(1戦闘あたり)
使用コスト:『精神値』4P

式魔(魔法)  Edit

 邪法を用いて魔物を呼び出し、使役する。

宣言時:妖怪系NPCサンプルをシーンの任意の場所に召喚する。
    召喚するNPCの種類と数は以下から選ぶこと。また、同時にコントロール可能な限界数も以下に準ずる。
    この効果で「『自身のCP』/3」より高いレベルのNPCを召喚することはできない。
    また、召喚するNPCの数を-Xすることで、召喚されたNPCに「行動判定修正+X×5」を与える。
   「レベル『D』をSL体登場させる」
   「レベル『C』を(SL−2)体登場させる」
   「レベル『B』を(SL−4)体登場させる」
   「レベル『A』を(SL−6)体登場させる」
   「レベル『S』を(SL−8)体登場させる」
    また、サンプルにないNPCでも、データが用意されていれば召喚してよい。 
    その場合、過去のシナリオにおいてそのNPCについての「知識判定」に成功していることが条件。
使用回数:1回(1戦闘あたり)
使用コスト:『精神値』5P

精霊使役(魔法) Edit

 呼び出した精霊を戦闘に参加させる。

宣言時:シーン内の対象一人にかけられた≪火精霊≫≪風精霊≫≪水精霊≫≪土精霊≫いずれかの効果を解除する。
    解除した効果と同名の精霊系NPCサンプル1体をシーンの任意の場所に召喚する。
    この効果で呼び出したNPCには「行動判定修正+(≪精霊使役≫SL−2)d6」
    「行動判定修正+≪火精霊≫≪風精霊≫≪水精霊≫≪土精霊≫術者の『呪』」が与えられ、
    シーン切り替え時に召喚が解除される。 
使用回数:1回(1戦闘あたり)
使用コスト:『精神値』5P

式紙(魔法) Edit

 紙を式として動かす、陰陽道の初歩。

宣言時:SL×3枚の式紙を自由に操る。外見も自由に変えられる。
   (使用例:外見を鳥に変えて、遠く離れた人物へ手紙として送るなど)

陰陽対抗術(魔法) Edit

 陰陽道を用いて、術を無力化する。

宣言時:シーン内の{(魔法)}1つの効果を指定し、以下の判定を行う。
    「割り込み」で使用した場合、割り込まれた行動である(魔法)も対象に取ることができる。
陰陽対抗術判定 『呪』+SLd6
難易度 (魔法)の達成値または命中値(判定を行わない技能の場合、15とする)
成功時:指定した(魔法)の効果を無効化し、解除する。
使用コスト:『精神値』3P

天候制御(魔法) Edit

 天候を操る。

宣言時:以下の気象テーブルを参照し、天候と風向と風量を合計SL段階変更させる。
天候 快晴⇔晴れ⇔曇天⇔雨⇔豪雨
風向 東⇔北⇔西⇔南⇔東…
風量 無風⇔微風⇔軽風⇔強風⇔暴風
使用コスト:『精神値』3P

動物支配(魔法) Edit

 獣を思うがままに操り、直接指示を出すことで能力を向上させる。

宣言時:シーン内の{動物系NPC}をSL匹、解除を宣言するまでPLのコントロールするNPCとする。
使用コスト:『精神値』2P

集気法(魔法) Edit

 周囲の生命体から少しずつ元気を分けてもらい、自身のエネルギーとする。

宣言時:シーン内の全てのキャラクターは、自身にそれぞれ合計SL×3Pまでの『体力値』『精神値』を移譲できる。
使用回数:SL回(1シナリオあたり)

口寄せの術(魔法) Edit

 装備品を手元に呼び出す事ができる。

使用条件:バトルシーン中ではないこと
宣言時:解除を宣言するまで、「ホーム保管」状態の装備品1つを所持する。
    この効果で所持状態にできる装備品の上限はSL個まで。
使用コスト:『精神値』5P

情報技能 Edit

占い(情報/魔法/特殊) Edit

 アカシック・レコードへリンクするなどして、超常的に情報を得る。

宣言時:以下の効果から1つ選ぶ。

・・基本値を「『呪』+SL」に変更して「知識判定」を行う。
 使用回数:SL回(1シナリオあたり)

・・「知識判定」を自動的に成功させる。但し、全ての情報は開示されない。
  この効果で情報を得た対象に対する「知識判定」には+1d6の修正が与えられる。
  使用回数:SL回(1シナリオあたり)

対応技能 Edit

呪詛返し(対応/魔法) Edit

 自身にかけられた術を術者へ跳ね返す。

対応時:自身が(魔法)の対象になった場合、以下の判定を行う。
呪詛返し判定 『呪』+SLd6
難易度 (魔法)の達成値または命中値(判定を行わない技能の場合、15とする)
成功時:その効果の対象を{その(魔法)を使用したキャラクター}に変更し、自身が解除を宣言するまで効果を与える。
    この効果に対して、対象は(対応)できない。
使用コスト:『精神値』4P

付加技能 Edit

強化構成(付加) Edit

 術と対象の結び付きを強め、効果を高める。

宣言時:この技能は自身を対象にできず、「クイック」では使用できない。
    修正値または回復量をSL×2増加させる。
使用コスト:『精神値』3P

(付加)対象:≪火精霊≫≪風精霊≫≪水精霊≫≪土精霊≫≪御封剣≫≪怨敵剣≫

呪力変化(付加) Edit

 自らが持つ『呪』を練り、高める。

宣言時:『呪』の値を+SL×3して扱う。
使用コスト:『精神値』3P

(付加)対象:≪火精霊≫≪風精霊≫≪水精霊≫≪土精霊≫
        ≪結界技術≫≪縛りの法≫≪陰陽対抗術≫≪呪詛返し≫
        ≪浮歩≫≪呪い≫≪呪言≫

常時技能 Edit

特訓育成(常時) Edit

 呪術的な契約や強い絆によって式神やペットとの繋がりを強め、自らの技を模倣させる。

使用条件:シナリオ開始時までに習得している技能から1+SL/2種類を指定しておく事
     この時、習得条件を無視して習得した技能は指定できない。
技能成長時:指定する技能を変更できる。
常時:1シナリオに1度、自身がサンプルNPCを召喚する時、
   その内の1体を指定した技能の習得条件を無視し、術者と同じSLで習得した状態で召喚できる。
   ただし、SLの上限はこの技能のSL-1までとなる。
   ≪特別技能≫と(対応)、≪式鬼≫≪式魔≫≪使い魔≫≪動員≫≪精霊使役≫は習得できない。

高等召喚(常時) Edit

 召喚する使い魔により多くの魔力を与えて強化する技術。その分制御が困難になるため、使用には熟練が必要とされる。

常時:≪動員≫≪式鬼≫≪式魔≫の効果でNPCを召喚する際、レベルを+10し、その『耐久力』を合計30まで任意に割り振って増加できる。
    そうした場合、自身が「行動宣言を行えない」効果を受けていない限り、それらのNPCに以下の効果を与える。
    「命中ダメージ修正+SL×(このNPCのレベル/10-同時召喚数)を得る」

Q&A Edit

Q:≪式魔≫の項目の、"また、サンプルにないNPCでも、データが用意されていれば召喚してよい。"とはどういうことですか?
A:登場した敵対NPCをシナリオ中に≪式魔≫技能所持者が知識判定を行い且つ成功した場合を条件として、
  同シナリオのGMがその敵対NPCを元にデータを作成した「召喚NPC」を、後のシナリオで術者が「妖怪」系NPCのように召喚することが可能です。
  この場合の種類と数は、≪式魔≫のテキストに沿って処理されます。

Q:上記の「召喚NPC」は、「妖怪系」NPCサンプルとして扱われますか?
A:いいえ、扱われません。よって≪特訓育成≫を与えることはできません。

Q:上記の場合、「召喚NPC」をGMが必ず作成する必要はありますか?
A:いいえ、必ず作成する必要はありません。GMとPL双方の希望と同意の元に行うのが最適切です。
  また、相談等を行いデータは慎重に作成する必要がある為に初心者にはお勧めしません。


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