≪霊術技能≫ のバックアップの現在との差分(No.26)
霊術技能
人間や生物なら誰しもが生命エネルギーを持っている。それを利用するのが霊術だ。
いわゆる気功や超能力のほか、幽霊が持つ能力もこの中に含まれる。
※★印のついた技能は〔霊体〕のみ使用できる。 ※霊体専用技能は〔霊体〕のみ使用できる。
共通技能
種族に関係なく使用できる霊術技能。
魔法技能
霊体封印(魔法)
〔霊体〕を霊石や霊木、お札などに封じ込める。
使用条件:封印に適したものを「器」として用意してあること 宣言時:シーン内の〔霊体〕である{オブジェクト}1つに<魔法>命中判定を行う。 「飛行」の影響を受けない。 命中判定 『霊』+SLd6 命中時:対象を用意したものに封印し、行動不能にする。 以降、封印が解かれるまでこの対象はあらゆる効果の対象にならない。 封印は「器」を破壊するなどで簡単に解かれる。 使用コスト:『精神値』6P
呪い(魔法/特殊)
遠く離れた者に呪いを掛ける。
使用条件:(11-SL)時間の準備期間を設ける 宣言時:{キャラクター}1人と以下の対決判定を行う。 呪い判定 『呪』or『霊』+SLd6 この対決判定には≪呪詛返し≫でしか(対応)できない。 勝利時:対象に以下のいずれかの効果を与える。 これらの効果は使用者が解除を宣言するか「死亡」「消滅」するまで継続される。 ・回復できない「苦痛」を与え続ける。 ・回復できない「恐怖」を与え続ける。 ・回復できない「血酔」を与え続ける。 ・GMが許可した効果を与え続ける。(カエルの姿になる等)
呪言(魔法/特殊)
呪いの念を送りこみ、不快感を与える。
宣言時:自身を除くシーン内の全てのキャラクターと、以下の対決判定を行う。 呪言判定 『呪』or『霊』+SLd6 抵抗判定 『呪』or『霊』+(対応)SLd6 勝利時:解除を宣言するまで、対象に以下の効果を与える。 「行動判定修正:-SL×2」 使用コスト:『精神値』4P
気波(魔法/直接)
生命エネルギーである霊力を放出し、熱と衝撃で焼き払う。
宣言時:{オブジェクト}1つに<魔法>攻撃判定を行う。 この技能には1+(SL/2)個までの(付加)を行う事ができる。 射程 5m 命中判定 『霊』+SLd6 ダメージ判定 『霊』+SL×2+SLd6 命中時:『体力値』を2×X点を支払うことができる。XはSLまでの任意の値。 その場合、ダメージ修正+Xd6を得る。 使用コスト:『精神値』3P
療気功(魔法)
生命エネルギーを相手の身体に廻らせ、治療を施す。
宣言時:インサイドした{キャラクター}1人の「出血」と『身体被害度』を「『霊』+SLd6」P回復する。 宣言時:自身から1+SL/2m以内の{キャラクター}1人の「出血」と『身体被害度』を「『霊』+SLd6」P回復する。 この技能には1+(SL/2)個までの(付加)を行う事ができる。 使用コスト:『精神値』3P
感覚強化(魔法)
生命エネルギーを集中し、感覚器官を活性化させる。
宣言時:解除を宣言するまで、自身は以下のすべての効果を得ることが可能。 「SL×2m先まで対象をとることが可能」 「SL×2m先までの匂いによる情報を得ることが可能」 「SL×2m先までの音声による情報を得ることが可能」 「『感』を+SLする。(21以上にはならない) 〔霊体〕≪濃度調整≫による「失明」の効果を受けない」 使用コスト:『精神値』4P
念動力(魔法)
念動力(魔法/特殊)
物を触れずに動かす、いわゆるサイコキネシス。
宣言時:シーン内の{オブジェクト}SL個までに対して、以下の判定を行う。 宣言時:シーン内の{オブジェクト}SL個までに対して、以下の対決判定を行う。 念動力判定の達成値が全ての抵抗判定の合計値を上回った場合のみ成功として扱う。 念動力判定 『霊』+SLd6 難易度 対象の『体』または『重量』の合計 抵抗判定 『体』+(対応)SLd6 判定時:同意するキャラクターは、抵抗判定の達成値を『体』の値で代用することができる。 キャラクター以外のオブジェクトの達成値は「重量」の値を代用する。 成功時:対象をその位置から『霊』/5+SLmの範囲で自由に「移動」させる。 使用コスト:『精神値』「対象数」P
視線発火(魔法/特殊)
突如として炎を舞い躍らせる、いわゆるパイロキネシス。
宣言時:シーン内の{オブジェクト}1つと以下の対決判定を行う。 視線発火判定 『霊』or『呪』or『感』+(SL+2)d6 抵抗判定 『感』+(対応)SLd6 勝利時:対象に「SLd6P」の軽減不可ダメージと「超炎上-2」を与える。 勝利時:対象に「(SL+2)d6P」の軽減不可ダメージと「超炎上-2」を与える。 使用コスト:『精神値』3P
瞬間移動(魔法/付加)
一瞬にして離れた場所へ移動する、いわゆるテレポーテーション。
宣言時:このタイムの間、自身はインサイドの影響を受けず、移動できない効果を無効にし、 遮蔽物の中を移動できる。 『移動力』を『霊』/5として扱い、「全力で走る」を『体力値』の代わりに 『精神値』を消費して解決できる。 対応時:『速』の代わりに『霊』を避け判定の基本値に使用する。この技能は(付加)の個数制限に含まれない。 対応時に移動は行われない。 使用コスト:『精神値』2P
(付加)対象:≪避け≫
情報技能
遠隔透視(情報/魔法)
遠くにあるものや隠されているものを見る、いわゆるクレヤボヤンス。
宣言時:『霊』×2m以内の視覚的な公開情報をすべて得ることができる。 また、「遮蔽」「完全遮蔽」の効果を無視して、視覚的な非公開情報を対象に以下の判定を行う。 遠隔透視判定 『霊』+SLd6 達成値20以上で視認できない場所、30以上ならば隠されたものの情報を得ることができる。 達成値40以上なら、厳重に封印されたものの情報を得ることができる。 使用コスト:『精神値』3P
付加技能
発勁(付加/連携)
打撃とともに「気」を放出し、相手の内部へ衝撃を与える。
宣言時:この攻撃判定は<魔法>として扱うことができる。 ダメージ修正:+SL×3 使用コスト:『精神値』2P
(付加)対象:格闘技能
霊波動(付加)
気功をさらに練って、疲労を回復させる。
回復時:対象の『体力値』を「≪霊波動≫SL×2P」回復する。 使用コスト:『精神値』3P
(付加)対象:≪療気功≫
念動波(付加)
念動力を集中させ、対象を壁や床に叩きつける。
成功時:対象に「移動距離×5」Pのダメージを与える。
念動力を集中させ、対象を床などに叩きつける。
念動力修正:+SL×2 成功時:対象は「移動」しない。 対象に「『霊』+≪念動力≫SL×5」Pのダメージを与える。 この際、対象の『自動減少値』を-SL×5して扱う。 クリティカル時:対象に「転倒」を与える。 使用コスト:『精神値』「対象数」×2P
(付加)対象:≪念動力≫
念動武器(付加)
念動力を用いて、武器を扱う。
成功時:対象が武器である場合、解除を宣言するまで、対象に以下の特殊効果を与えたうえでSL個まで装備する。 成功時:対象が武器である場合、解除を宣言するまで、対象に以下の効果を与えたうえでSL個まで装備する。 この効果で装備した武器の「装備時」効果は適用されず、 「ダブルアタック」「デュアルアタック」に使用する事はできない。 「『重量』と個数の装備制限に含まれない。 射程修正+『霊』/5+SLm ダメージ修正 + SL×2」 また、装備した武器が「銃器」の場合、この技能による攻撃力の増加は適用されない。 「『重量』と個数の装備制限に含まれず、個数の条件を無視して「残心」で指定できる。 攻撃力 + SL×2 射程修正+『霊』/5+SLm」 使用コスト:『精神値』「対象数」×2P
(付加)対象:≪念動力≫
空間転移(付加)
集中力を研ぎ澄ませ、瞬間移動の効果を増幅させる。
宣言時:GMが許可する範囲で、任意の場所へ移動することができる。 移動する際、自身にインサイドしているキャラクターも移動することができる。 また、自身が「拘束」を与えているキャラクターも移動させることができる。 使用回数:SL回(1シナリオあたり)
(付加)対象:≪瞬間移動≫
対応技能
形代(対応/魔法)
自身に似せたヒトガタを作成しておき、術の身代わりにする。
対応時:自身が<魔法>攻撃判定、または(魔法)の対象になった場合、ダメージと効果を受けない。 使用回数:SL回(1シナリオあたり) 使用コスト:『精神値』7P
常時技能
身体強化(常時)
全身の生命エネルギーを活性化させる事によって、高い身体能力を手に入れる。
技能習得時:『筋』『速』『技』『体』にSL×2までのポイントを振り分ける。 技能成長時:ポイントの振り分けを変更する事が可能。 常時:『筋』『速』『技』『体』が振り分けたポイント分上昇する(21以上にはならない) 『消費能力値』は再計算する事。
回復速度上昇(常時)
気を自らの全身に廻らせ、自然回復力を高める。
常時:身体被害度が毎分SLP回復する。 安静時:30分で「骨折」が治癒、1時間で毒性値1P減少、1日で「失明」が治癒する。 安静時:30分で「骨折」が治癒、1時間で中毒値・毒性値1P減少、1日で「失明」が治癒する。
精神遠隔感応(常時)
言葉を交わさずに会話する、いわゆるテレパシー。
常時:(『霊』のSL乗)m以内の任意の対象と会話することができる。
霊体専用技能
霊としての特性を表した技能。〔霊体〕のみ使用する事ができる。
※これらの技能は全て共通して以下の効果を持つ。
使用条件:〔霊体〕であること。
浮遊(魔法)
空中でふわふわと動き回る。
宣言時:自身は「飛行:+X」を得る。(初期状態では0m) XはSLまでの任意の値。 使用コスト:『精神値』1P
濃度調整(魔法)
幽体の濃さを調節する。
宣言時:以下から効果を選ぶ。 ‥濃度弱化 宣言時:解除を宣言するまで、自身は以下の効果を得る。 「他のキャラクターは自身の姿を視認できず、自身を対象にとる際 「失明」しているものとして扱われる。この効果は状態変化に対する耐性を貫通する。」 「他のキャラクターは自身の姿を視認できず、 自身を対象とする行動および自身の攻撃への(対応)を行う場合、 「失明」しているものとして扱われる。この効果は状態変化に対する耐性を貫通する。」 ‥濃度強化 宣言時:解除を宣言するまで、自身は以下の効果を得る。 「〔霊体〕の「<魔法>〔霊体〕を持たない」から始まる種族特性全てを失う」 この効果はいずれか一つしか適用できない。 使用コスト:『精神値』10-SLP
霊体変換(魔法)
自身の霊体を魔力に変換する。
宣言時:自身の『精神値』をXP回復する。 コストとして消費した『身体被害度』はこのシナリオ中回復出来ない。 使用回数:1回(1シーンあたり) 使用コスト:『身体被害度』XP
背後霊(魔法)
味方の背後に立ち、その行動に呼応する。
宣言時:このシーン中、自身のイニシアチブ値は「シーン内の同意する{キャラクター}1人のイニシアチブ値-(5-SL)」となる。 使用コスト:『精神値』5P
取り込み(常時)
物質を霊体化させ、触れる事を可能にする。
使用条件:所持している装備品SL×3種類までを指定すること。 常時:指定した装備品に<魔法>を与え、〔霊体〕として扱う。 指定した防具を装備する際、重量の制限は『体』ではなく『霊』を参照する。 宣言時:インサイド内の任意の{装備品}を取り込みの対象として指定する、 または所持している装備品の対象指定を解除する。 この効果はタイムを消費せず、任意のタイミングで使用する事ができる。
霊核保護(常時)
存在に危害が加えられた場合、消失を防ぐためにエーテル本体を消費する。
常時:自身の『身体被害度』が0になるダメージを受けた時、『身体被害度』の代わりに『精神値』を減らすことができる 常時:1シナリオに1度、自身の『身体被害度』が0になるダメージを受けた時『身体被害度』の代わりに『精神値』を減らすことができる。 (超過分は身体被害度より支払われる)
怨霊(常時)
呪詛を与える事に特化した霊質を持つ。
常時:(直接)以外の(魔法)による対決判定に+SL×3の修正を得る。 常時:(直接)(対応)以外の(魔法)による対決判定に+SL×3の修正を得る。
Q&A
Q:自身が≪濃度調整≫を行った場合、≪取り込み≫を行った装備品や乗り物も≪濃度調整≫の効果を受けますか?
A:はい、効果を受けます。