【世界】の断片(その他の道具)
大アルカナ「世界」を示すカード。正位置は「完全性」、逆位置は「調和の崩壊」を意味する。
――『世界は廻る。幸も不幸も飲み込んで、ただ無機質に。ああ、なんて最悪で素晴らしいこと!』
所持時:1シナリオに1度、自身が属性を持つ攻撃を行った後、シーン内に以下のフィールド効果を適用できる。
「その攻撃が持っていた属性と同じ属性を持つ攻撃判定に-1d6の修正を与える」
この効果を適用してから1シーン以上経過しているなら、以下の使用時効果を使用できる。
使用時:この装備品によって適用されているフィールド効果を解除する。
そうしたなら、シーン終了時までフィールド効果の適用対象になっていた属性全ての≪属性体質≫を得る。
この効果はクイックでは使用できない。
【月】の断片(その他の道具)
大アルカナ「月」を示すカード。正位置は「幻惑」、逆位置は「未来への希望」を意味する。
――『水面に映る月と同じですよ。言葉も想いも、過去や未来でさえ。なら、真面目にやるだけ損だと思いません?』
所持時:1シーンに1度、移動を解決する前に以下の効果を適用できる。
「自身と自身がコントロールするNPCの位置を入れ替えることができる。
ただしその際、自身と入れ替え対象のHP最大値の差が±10以内でなければならない」
この効果で「死亡」しているNPCと入れ替わったなら、そのシーン中以下の使用時効果を使用できる。
使用時:条件を無視して「隠れる判定」を行う。
この効果で「隠密状態」になっている間、以下の効果を得る。
「不意打ちを行う場合、対応判定のファンブル率を+1d2する」
「自身が範囲攻撃を受けるなら、対応宣言前に1d2を振る。
2が出た場合、自身はその範囲攻撃を受けない」
【隠者】の断片(その他の道具)
大アルカナ「隠者」を示すカード。正位置は「思慮深さ」、逆位置は「閉鎖性」を意味する。
――『自らとの対話ほど有意義なことはありません。なにせ、私の話を誰より正確に理解してくれますもの』
所持時:バトルシーン外での自身以外の抵抗・感知判定に味方なら+1d6、それ以外は-1d6の修正を与える。
バトルシーン中なら、以下の使用時効果を使用できる。
使用時:自身を中心とした5m×5mの範囲に、以下の効果を持つ「隠世」を(設置)する。
その際、設置範囲内に味方キャラクターが存在したなら、範囲の外周まで移動させる。
「技能・装備品による移動力修正は無効になる」
「範囲内の1mは5mとして扱い、5m未満の移動を行うことはできない」
「範囲内に他のキャラクターが存在しないなら、抵抗・感知判定修正+1d6を得る」
【女教皇】の断片(その他の道具)
大アルカナ「女教皇」を示すカード。正位置は「安心」、逆位置は「現実逃避」を意味する。
――『存在しないものだけを視るのですよ。何も実在しないなら、それが一番安心でしょう?』
所持時:自身の『身体被害度』が自身の技能・装備品によって回復する時、
回復量が超過した分だけ自身以外の味方全員の『身体被害度』を回復する。
この効果は1シーンに1度しか適用されない。
この効果がシーン中に1度も適用されなかったなら、次のシーン中以下の使用時効果を使用できる。
使用時:シーン内の味方全員の『消費能力値』全てを20P減らし、
減らした数値分自身の『消費能力値』を上限を超えて回復する。
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