〔変異種〕
【変異種の特徴】 
人為的、天変地異などの超自然現象によって発生した突然変異態。
人間の定義を外れた規格外な筋力、腕や翼が新たに生え、異形に変化した表皮を持ち、
更には知覚、感覚、魔術回路までも変異した者も存在する。
またそれらの変異箇所を複数持つ個体すら確認されている。
Maverick Guildの世界でそれらを持つ者達を総称して変異種と呼ぶ。
種族としての特徴は、普段は一般人より多少優れた程度の性能だが、
突然変異することにより、本来のパフォーマンスを引き出すことが可能となる。
非常に強力な種族ではあるが、
バグノイドと同じく変異態の持続時間には制限があるなどどちらかという上級者向きの種族ともいえるだろう。
種族特性 
・キャラクター作成時、本来の初期経験点を持つ「変異態」を通常通りに作成し、 その後、35の初期経験点を持つ「人間態」キャラクターデータを別個に作成する。 「人間態」キャラクターの全ての『基本能力値』の初期値は3、上限は10となる。 また、プリプレイ中およびシナリオ開始時は「人間態」のデータを持つキャラクターとして扱う。 (ただし、プリプレイ中に「変異態」を経験点で成長させたり、装備品の購入・加工条件について「変異態」の技能SLを参照してもよい) 「変異態」と「人間態」は〔種族〕、職業、所持金、装備品を共有する。 (≪技能≫は共有されず、解除を宣言することによって解除される効果は「人間態」「変異態」の移行時に全て解除される) 経験点を取得する場合、「変異態」と「人間態」に割り振って与える。 こうして「人間態」に経験点を与えた場合、「変異態」の使用経験点として記録すること。 (「人間態」が経験点55、「変異態」が経験点140を使用している場合、使用経験点160のキャラクターとして扱われる) ・「人間態」は≪突然変異≫を経験点を支払わずにボーナス扱いで1レベルで習得してよい。 ・「変異態」は≪変異技能≫を最大3つまで習得できる。
初期能力値(作成時上限) 
『筋』……『5』(15) 『速』……『5』(15) 『体』……『5』(15) 『技』……『5』(15) 『知』……『5』(15) 『感』……『5』(15) 『魔』……『5』(15) 『呪』……『5』(15) 『霊』……『5』(15)
消費能力値 
『身体被害度』=『体』×2+55 『体力値』 =『体』×2+15 『精神値』 =『魔』+『呪』+『霊』+15
Q&A 
Q:〔変異種〕のキャラクターが≪霊体化≫≪吸血鬼化≫などによって〔種族〕が変化した場合、どのように処理されますか?
A:〔変異種〕のキャラクターはプリプレイ時など「人間態」が基本の姿として扱われるため、「人間態」のデータから〔種族〕が変更された状態になります。
(これは「変異態」の状態で種族を変更した場合でも同様で、この場合即座に≪突然変異≫が解除され上記のようなデータに変更されます)
≪霊体化≫のような一時的な変化であるなら、〔変異種〕に戻った際には「人間態」の状態になり、≪突然変異≫によって元々持っていた「変異態」に変身する事が可能です。
≪吸血鬼化≫など永続的な変化が発生した場合、シナリオ終了後成長前に「人間態」の初期経験点と通常の初期経験点の差分40CPをキャラクター作成時のルールに則って振り分けます。
(≪ミックス≫の効果によって「人間態」の初期経験点が増加していた場合、40から増加分を引いた分の経験点が与えられます)
その後、「変異態」の使用経験点から初期経験点を引いた分の経験点が払い戻され、その経験点を用いてキャラクターの成長を行います。
払い戻された経験点分の成長を終えた後、そのシナリオで獲得した経験点と所持金を用いて通常通りにキャラクターの成長を行うことが可能です。
≪アウトサイダー≫を習得している「変異態」キャラクターの場合、「変異態」のデータのみを用いて通常通り〔種族〕を変更します。
Q:「装備品の購入・加工条件について「変異態」の技能SLを参照してもよい」とはどういう意味ですか?
A:「上位武器」や「刻印加工」は購入・加工のために(直接)や(対応)をSL6以上で習得している必要があります。
これらの購入・加工に際して、「変異態」のデータが習得している(直接)や(対応)のSLを参照してもよいということです。
ただし行えるのは参照のみであるため、「変異態」が≪ブラックスミス≫のような技能を習得していてもその効果で加工費を軽減することはできません。
Q:「人間態」の状態で≪式魔≫≪動員≫などを使用する場合、『自身のCP』として参照するのは「人間態」のCPですか?
A:いいえ、「人間態」「変異態」合わせて1人のキャラクターとしてCPを参照することができます。
本ページの種族特性の項目に記載の例であれば、CP160としてレベル50のNPCサンプルを召喚することが可能です。