〔半獣人〕
【半獣人の特徴】 
一見普通の人間、しかし肉体を獣に変化させる能力を持つ者達、それが半獣人である。
彼らはそれぞれ一種類の獣に体の一部、又は全てを変化させることが出来、その獣の力を使う事が出来る。
その原理は余りはっきりとは解明されてはいないが、変身能力は血筋に載って受け継がれていく。
そのため多くの半獣人は一定のファミリー、本家や分家を形成し、現代までその変身の力の維持に努めてきた。
しかしながら現代に置いては本家筋においてすら完全な獣の姿をとる事の出来るものは減少傾向にあるとされる。
彼ら半獣人はその変化する種の多さから、相当数のファミリーが存在すると考えられており、獣だけに留まらず植物に姿を変えるものも居るという。
MGTRPGにおいては、意外に人間に近い種族として扱われる。
彼らは完全獣化しなければ基本的に人間と外見的には変化は無い。
種族的な弱点もあまりなく、変化することの出来る獣の能力も便利なものから獣そのものなものまで様々である。
一部は人間の状態でも使用することが出来、自らの活動圏では有利に活動できるだろう。
特徴としては勿論その変身能力が上げられ、変身することで能力値を動物種に応じて変化させることが出来る。
逆に言えば、あまり変わった動物種を選択すると、変身しにくい事くらいか。
種族特性 
・「動物種」を持つ。(キャラクター作成時、下記の動物種一覧から1つを選んで決定すること) 決定した動物種に応じた身体特徴(動物の耳、翼、体毛や鱗など)に変化したり、完全な人型に擬態する事が可能。 決定した動物種に応じて基本能力値が上昇し、同じ種の動物と意思の疎通が可能となる。 また、動物種に応じた≪変身技能≫を習得できる。 ・≪混合種≫または≪一なる系譜≫のどちらかを本来の半分の経験点でボーナス扱いとして習得してよい。 どちらも習得しない場合、★のついた≪身体技能≫1つを経験点を支払わずに習得する。
動物種一覧 
‥犬 『筋』+2 『速』+3 『感』+3 ‥牛 『筋』+4 『体』+4 ‥馬 『筋』+3 『速』+4 『体』+3 『感』-2 ‥狼 『筋』+3 『速』+3 『体』+2 ‥狐 『体』-4 『速』+3 『知』+3 『魔』+3 『呪』+3 ‥猿 『筋』+2 『速』+2 『技』+2 『霊』+2 ‥獅子『筋』+4 『速』+2 『体』+4 『感』-2 ‥虎 『筋』+4 『速』+4 ‥鳥 『速』+5 『霊』+3 ‥猫 『速』+4 『感』+3 『霊』+3 『筋』-2 ‥蛇 『速』+3 『呪』+2 『感』+3 ‥鰐 『筋』+6 『体』+4 『魔』-2 ‥兎 『速』+4 『感』+4 ‥亀 『体』+4 『速』-8 『知』+3 『魔』+3 『呪』+3 『霊』+3 ‥恐竜『筋』+6 『速』+2 『体』+4 『知』-4 ‥鼠 『筋』-2 『体』-2 『速』+4 『感』+4 『魔』+4 ‥熊 『筋』+3 『体』+3 『感』+2 ‥羊 『感』-2 『体』+3 『呪』+4 『霊』+3 ‥猪 『筋』+2 『速』+2 『体』+6 『知』-2
初期能力値(作成時上限) 
『筋』……『6』(15) 『速』……『6』(15) 『体』……『6』(15) 『技』……『3』(12) 『知』……『3』(12) 『感』……『6』(15) 『魔』……『2』(12) 『呪』……『2』(12) 『霊』……『2』(12)
消費能力値 
『身体被害度』=『体』×2+55 『体力値』 =『体』×2+15 『精神値』 =『魔』+『呪』+『霊』+10
Q&A 
Q:選択した動物種の『基本能力値』増加によって「体」などが変動した場合、『消費能力値』は変化しますか?
A:はい、します。しかし「完全獣化」時は『消費能力値』は変動しません。
Q:≪霊体化≫≪吸血鬼化≫などによって〔種族〕が変化した場合、「動物種」は保持されますか?
A:「動物種」を持つことは〔半獣人〕の種族特徴であるため、〔種族〕が変化した場合「動物種」は失われます。
〔種族〕の変化が≪霊体化≫などによる一時的なものである場合、〔半獣人〕に戻った際にキャラクター作成時に決定した「動物種」を再び獲得します。