≪特別技能≫

Last-modified: Wed, 27 Mar 2024 00:18:38 JST (27d)
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特別技能 Edit

 いずれも、通常のPCではなし得ない強力な効果を持つ。
 ただし、習得・使用するには限定された条件を満たす必要がある。

※これらの技能をキャラクター作成時に習得する場合、10CPの経験点が必要。
 キャラクター作成後に習得する場合、50CPの経験点が必要。

白兵技能 Edit

可変武器習熟(白兵/射撃/直接) Edit

 銃・剣・盾を一体化させた変形武器を用いる戦闘術。

 熟練すれば流れるような連続攻撃で敵を圧倒する事もできる。

宣言・対応時:装備中の「可変武器」1つを使用するものとして、以下から効果を選ぶ。

‥斬撃
 宣言時:≪刃武器習熟≫の効果を使用する。(白兵)として扱い、
         ≪刃武器習熟≫と同様に(付加)できる。
     命中判定は「『筋』or『感』+SLd6」とし、ダメージ修正+1d6を得る。
     ≪多段攻撃≫を(付加)する場合、判定は行わず、追加したタイムでは「射撃」しか使用できない。

‥射撃
 宣言時:≪遠距離武器習熟≫の効果を使用する。(射撃)として扱い、使用する可変武器に応じた(付加)ができる。
     命中判定は「『技』or『速』+SLd6」とする。

‥銃弾反射
 使用条件:自身が(射撃)の対象になっていること
 対応時:≪盾受け≫に以下の効果を追加する。
     「≪受け≫達成値+可変武器の『シールド耐久性』」が(対応)するダメージ値以上になった場合、
     その(射撃)の対象を「攻撃を行ったキャラクター」に変更する。
     この効果に対して、対象は(対応)できない。

射撃技能 Edit

聖杭(射撃/直接) Edit

 吸血鬼にとって天敵である、聖なる杭を体内から発生させて穿つ。
 それ故、≪聖杭≫を持つ者は自ずから吸血鬼から狙われる事になるだろう。

習得条件:〔人間〕〔異能者〕〔超人〕〔ダンピール〕であること
使用条件:≪鮮血魔術≫≪魔狼変化≫を習得していないこと
宣言時:{オブジェクト}1つに攻撃判定を行う。
    ≪投擲習熟≫と同様に(付加)できる。
    この攻撃判定は≪夜族技能≫で(対応)できない。
射程 SLm
命中判定 『速』+SL×2+SLd6
ダメージ判定 『筋』+SL×5+SLd6
ダメージ時:〔ヴァンパイア〕〔ダンピール〕である対象の身体被害度を0にした場合「消滅」を与える。
使用コスト:『身体被害度』6P

魔法技能 Edit

影術(魔法/直接) Edit

 影の形を思うがままに操り、変形させることができる。   

使用条件:射程内に影が存在すること
宣言時:{オブジェクト}1つに「闇属性」<魔法>攻撃判定を行う。
    この技能には1+(SL/3)個までの(付加)を行う事ができる。
    ≪追尾≫≪爆裂≫≪拡散≫≪切断≫≪増幅≫≪遠隔≫≪連射≫≪吸魔≫を(付加)できる。
射程 SLm
命中判定 『知』or『感』or『呪』+SLd6
ダメージ判定 『知』or『感』or『呪』+SLd6
命中時:対象は≪受け≫で(対応)できない。
判定時:自身が〔異能者〕なら、ダメージ修正+SL×2を得る。
「割り込み」≪カウンター≫時:閃光手榴弾や≪閃光≫≪暗黒≫によって影が維持できない場合、
 この技能の効果は失敗する。
使用コスト:『精神値』3P

虚無魔法(魔法/付加) Edit

 消滅を司る虚無の属性を扱う事ができる。

常時:このキャラクターは「属性」を得る事ができない。
   「属性」を持つ対象への攻撃・対応判定に+1d6の修正を加える。
宣言時:以下から効果を選ぶ。

‥ウォールブレイク
宣言時:シーン内の{キャラクター以外のオブジェクト、または(設置)}1つを消滅させる。
    この効果で「巨大」を持つ対象を消滅させる場合、SL/2mまでの範囲のみを部分的に消滅させる。
使用コスト:『精神値』10P

‥ヴァニティースペース
対応時:(付加)として扱い、≪受け≫に(付加)できる。
    対応する攻撃が(白兵)だった場合、対象にSL×2点の軽減不可ダメージを与える。
受け修正 +SLd6
判定後:自身がダメージを受けなかった場合、攻撃は命中していないものとして扱う。
使用コスト:『精神値』6P

‥ヴァニッシュメント
使用条件:(付加)対象の技能に「装備品」を使用しておらず、(属性)が付加されていないこと
宣言時:(付加)として扱い、≪特別技能≫以外の(直接)技能に(付加)できる。
ダメージ時:対象に「死亡」が与えられる時、代わりに「消滅」を与える。
ダメージ修正 +SLd6
使用コスト:『精神値』3P

レガシースペル(魔法/支援/付加/直接) Edit

 詠唱によって空気中から集めた魔力を用いて、特殊な効果を発揮させる古代魔術。

使用条件:≪属性体質≫≪虚無魔法≫および(属性)技能を修得していないこと
宣言時:以下から効果を選ぶ。

‥詠唱
 宣言時:「詠唱+1」を得る。
     この効果は(支援)効果として扱う。
     「クイック」及び≪多重魔法展開≫の効果では宣言できない。

‥マジックブースト
 宣言時:(付加)として扱い、(直接)(対応)技能に(付加)できる。
     この技能は(付加)の個数制限に含まれない。
 判定時:「詠唱」を任意の数消費することで、消費した「詠唱」数×3d6の修正を得る。
 使用コスト:『精神値』(10−SL)P
 
‥スーパーノヴァ
 宣言時:シーン内に存在する全ての敵対オブジェクトに<魔法>攻撃判定を行う。
     この攻撃は範囲攻撃として扱う。
     この技能には「マジックブースト」を(付加)できる。
 判定時:達成値を2倍として扱う。
 命中判定 『魔』+(SL×2)d6
 ダメージ判定 『魔』+(SL×2)d6
 使用回数:1回(1シーンあたり)
 使用コスト:『精神値』10P、「詠唱」5−(SL/2)回

鮮血魔術(魔法/付加/直接) Edit

 血液を変化させて様々な効果を引き出す。

習得条件:〔異能者〕〔ヴァンパイア〕〔ダンピール〕であること
宣言時:以下から効果を選ぶ。

‥血液から炎を生み出す
 宣言時:(付加)として扱い、(直接)技能に付加できる。
     自身に「出血−1」を与え、この判定は<魔法>と「火属性」を得る。
 ダメージ修正:+SLd6
 ダメージ時:対象に「炎上」を与える。
 使用コスト:『身体被害度』6P

‥血液を固体にする
 宣言時:自身に「出血−1」を与え、自身の血液を対象に≪金属変形≫の効果を使用する。
     SLはこの技能を参照する。
    「武器」を作成する場合、攻撃力の増加または「使用時」効果を含む「特殊加工」2個をそれぞれX段階付与する事ができる。
    「変形攻撃」を使用する場合、以下の効果を得る。
    「ダメージ修正+Xd6」
    「≪血装≫の効果を適用する」
    「対象数を「1」から「対象のXm以内の範囲内にいる1+X体まで」に変更し、Xが1以上なら範囲攻撃として扱う」
 使用コスト:『身体被害度』4×XP XはSLまでの任意の値。

‥血液の巡りを加速させる
 使用条件:この技能のSLが6以上であること
 宣言時:3シーンの間『筋』+5『速』+5の修正を得る。
     この効果で『筋』と『速』が上昇する時、『基本能力値』の上限を無視する事が可能。
     効果終了時に『身体被害度』が『0』になり「気絶」が与えられる。

ブラッドオーダー(魔法/支援) Edit

 自らの血や生命力を供物として捧げ、信仰する神から力を授かる。

習得条件:〔ダンピール〕であること(この条件は無視できない)
常時:自身はSL×3個までの「信仰」を保持できる。
   ≪神聖技能≫を使用する際、『身体被害度』からコストを支払う。
   ≪神聖技能≫及びこの技能の使用コストは技能によって軽減できず、『身体被害度』以外で支払う事はできない。
宣言時:SL×X個の「信仰」を得る。
使用コスト:『身体被害度』10×XP

霊質変化(魔法) Edit

 自身の霊体としての性質を一時的に変化させる。

習得条件:〔霊体〕であること
宣言時:以下から効果を選ぶ。

‥地縛霊
宣言時:解除を宣言するまで、このキャラクターは以下の効果を得る。
    「「移動」を解決できない」
    「インサイドした対象への全ての判定に+SL/2d6の修正を加える」

‥浮遊霊
宣言時:解除を宣言するまで、このキャラクターは以下の効果を得る。
    「移動距離修正×SL」
    「「割り込み」時、1シーンに1度だけ『精神値』を(10−SL)P消費して通常の移動とは別に「軽く走る」を使用できる」

この効果はいずれか一つしか適用できない。

使用回数:SL回(1シナリオあたり)

とりつき(魔法) Edit

 他者に憑依し、その肉体を自在に操る。

使用条件:〔霊体〕であること
宣言時:以下から効果を選ぶ。

‥憑依
 宣言時:解除を宣言するまで、インサイドした{〔霊体〕ではないキャラクター}1人に「憑依」する。
     「憑依」状態の時、自身は以下の効果を得る。
     「常に「憑依」対象のキャラクターと同じ座標に存在するものとして扱う」
     「効果の対象にならず、キャラクターを対象とする外部からの干渉を受けない」
     「≪濃度調整≫による「失明」のマイナス修正を半減する」
     「「憑依」対象のキャラクターがダメージを受けた場合、自分も同じ数値のダメージを受ける」
     「「憑依」対象のキャラクターが「状態変化」によるマイナス修正を受けた場合、自分も同じマイナス修正を受ける」
     「自身が〔霊体〕でなくなった場合、この効果は解除される」

‥支配
 使用条件:「憑依」中
 宣言時:以下の判定を行う。
 支配判定 (『霊』+SLd6)/2
 難易度 「憑依」対象のキャラクターの『精神値』
 成功時:解除を宣言するまで、そのキャラクターをPCとしてコントロールする。
     この効果が適用されている場合、自身は行動を行えず、「憑依」対象は「気絶」していても行動を行う事ができる。
 失敗時:「憑依」が解除される。

二重身(魔法) Edit

 もう一人の自分、二重身(ドッペルゲンガー)を具現化し、意のままに操る。

使用条件:バトルシーン中ではないこと
宣言時:〔二重身〕1体をシーンの任意の場所に召喚する。
     〔二重身〕はPCと同様に『基本能力値』の上限を持つ個別のキャラクターとして扱うが、以下の特徴を持つ。
‥〔二重身〕は1体しか召喚できない。
‥自身と「容姿」〔種族〕『能力値』「装備品」を共有する。
‥自身と≪二重身≫以外の≪技能≫を共有する。
‥自身と感覚情報を共有する。
‥〔二重身〕が支払う消費コストや道具は、自身の『消費能力値』や装備品から消費される。
‥「完全1回行動」を持つ。

リアルヴィジョン(魔法) Edit

本人のイメージを具現化して〔実像〕を生み出す。
ただし、イメージされたものと同じ戦闘力を持つわけではない。あくまで、それは姿を模しているだけである。

習得条件:〔ヴァンパイア〕〔霊体〕ではないこと
     後述する〔実像〕のデータを作成すること
     (別個のキャラクターとしてキャラシートを作成するとよい)
使用条件:バトルシーン中ではないこと
技能成長時:〔実像〕のデータを作成し直すことができる。
宣言時:〔実像〕1体を自身の周囲SLm以内の任意の場所に召喚する。
    〔実像〕は個別のキャラクターとして扱うが、以下の特徴を持つ。
‥〔実像〕はNPCを使役できない。
‥〔実像〕は1体しか召喚できない。
‥〔実像〕はPCと同様の『基本能力値』の上限を持つ。
‥〔実像〕は自身が「気絶」している間行動宣言できず、「死亡」「消滅」した時「消滅」する。
‥〔実像〕は自身と感覚情報を共有する。
‥〔実像〕は自身の周囲SLmの範囲内でしか活動できない。
‥〔実像〕が支払う全ての消費コストは自身の『精神値』から消費される。
‥〔実像〕に与えられる(支援)は自身にも与えられる。
‥〔実像〕に与えられるダメージは、代わりに自身へ与えられる。(命中時・ダメージ時の効果は〔実像〕が受ける)
‥〔実像〕は〔霊体〕として扱われる。
‥〔実像〕は武器・防具に<魔法>〔霊体〕を与えて装備、使用できる。
‥〔実像〕は≪リアルヴィジョン≫SLと同じレベルの≪特別技能≫以外の技能1つ、(対応)技能1つを習得している。
‥〔実像〕は≪身体技能≫1つを習得している。

※〔実像〕作成ルール
※〔実像〕作成ルール
1.〔実像〕が持つ『能力値』を、経験点30CPを割り振り、キャラクター作成と同様に作成する。
  (全ての初期能力値『5』、作成時上限『20』)

2.〔実像〕が持つ≪技能≫を、≪特別技能≫以外から4つまで選び、習得させる。
  技能レベルは≪リアルヴィジョン≫SL/3+2とし、SL10の場合更に+1する。
  ≪種族別技能≫は、習得条件を無視して1つだけ習得してよい。

魂魄武装(魔法/変身) Edit

 武器と魂を完全に融合させることで、限界を超える力を発揮させる。

技能習得時:所持している武器1つを指定する。
技能成長時:指定する武器を変更できる。
常時:指定した武器に【融合の魔法石+SL】【覚醒の魔法石+SL】を与える。
   この効果による【覚醒の魔法石】は別のキャラクターが装備している場合にしか適用できず、「放心」「血酔」を誘発しない。
宣言時:解除を宣言するまで、指定した武器を「融合の魔法石」の効果を無視してインサイド内の同意する{キャラクター}1人に装備させる。
    この時、対象の装備している武器を任意の数まで装備していないものとして扱える。(効果が解除されると元に戻る)
    この効果で指定した装備品が別のキャラクターに装備されている間、自身は以下の効果を得る。
    「自動減少値修正+(指定した武器の重量/2)」
    「(魔法)(対応)の使用と「待機」および「追加行動」以外の行動宣言を行えない」
    「常に指定した武器と同一の位置に存在するものとして扱い、行動の対象にならない」
    「自身の持つ(属性)技能は指定した武器を装備したキャラクターも習得しているものとして使用できる。
     こうして使用された(属性)技能はこのキャラクターが使用したものとしても扱い、
     使用コストはこのキャラクターの『消費能力値』から支払う。」
使用コスト:『精神値』(10-SL)P

サクリファイス(魔法/支援) Edit

 この技能を所持するものは魔なるもの(鬼や吸血鬼も含む)から狙われることがある。
 何故ならば、その者の血肉は魔なるものと呼ばれる者にとってはまさに甘露なのだから。

習得条件:〔人間〕〔異能者〕〔超人〕であること
常時:以下の全ての効果を得る。
‥血の代償
 常時:(魔法)を使用する際、使用コストの合計値から1+(SL/2)Pまで軽減可能。
    そうした場合、この効果で軽減したコスト×2の「出血」を受ける。
    この効果による「出血」は『身体被害度』が全快した場合でも回復しない。

‥紅の贄
 常時:1タイムを消費し、自身の『体力値』を0になるまで支払うことで、
    シーン内の任意の数の{キャラクター}の『身体被害度』を(支払った『体力値』)+SLd6P回復することができる。

‥銀の祝福
 宣言時:解除を宣言するまで、シーン内の「武器」1つに以下の効果を与える。この効果は(支援)として扱う。
     「この武器を使用する判定に+SLd6の修正を与える。この効果は1シーンにX回まで使用できる」
     XはSL/3までの任意の値。SLが10の場合、Xの上限は更に+1される。
 使用コスト:『身体被害度』12×XP

汎用技能 Edit

万象顕現(変身) Edit

 自身の司る属性の力を開放し、意思を持った現象そのものに変貌する。

使用条件:〔精霊〕であること(この条件は無視できない)
技能習得時:(属性)技能1つを指定する。
常時:自身は指定した以外の(属性)技能を習得・使用できない。
宣言時:3シーンの間、以下の全ての効果を得る。
   「容姿を自身の≪属性体質≫に由来する自然物で構成された実体に変化させることができる」
   「0〜3までの任意の「巨大」「飛行」を得る」
   「『筋』『体』『速』+8」
   「(属性)に(連携)を追加する」
   「(属性)の使用コストは0になる」
   効果終了時に『精神値』が『0』になる。
使用コスト:『精神値』8P

付加技能 Edit

鬼斬り(付加) Edit

 全てを切断する最強の「剣術」。
 剣術とはいっても念動力に近いもので、素手でも使用でき、空間であろうが物体であろうが霊体であろうがぶった切る。

習得条件:〔異能者〕であること
宣言時:「結界」「領域」「幻影」1つを無効化する。
    この攻撃判定は<魔法>を得る。
    「デュアルアタック」に使用する事はできない。
射程修正:+SL/2m
判定時:ダメージ修正+SL×2を得る。この効果は1タイムに1度しか適用されない。
ダメージ時:このダメージは『自動減少値』によって減少されない。
使用コスト:『精神値』(10−SL)P

(付加)対象:(白兵)

常時技能 Edit

元素の護り(常時) Edit

 属性に護りの力を付与し、攻撃を防ぐ。

常時:自身の≪属性体質≫と属性が一致しない(属性)技能を使用できない。
   ≪火炎≫≪水流≫≪旋風≫≪激震≫≪閃光≫の効果に「避け修正+(SL-1)d6」を追加する。
   ≪熔融≫≪凍結≫≪雷電≫≪樹縛≫≪暗黒≫の効果に「受け修正+(SL-1)d6」を追加する。

夜に潜む魔(常時) Edit

  厳密にはヴァンパイアではないが、類似性から同種と識別されている。

習得条件:〔ヴァンパイア〕であること(この条件は無視できない)
常時:技能・装備品の効果で〔ヴァンパイア〕であることを参照出来ず、≪夜族技能≫を2個までしか習得できない。
   〔ヴァンパイア〕の「≪霊術技能≫を習得できない。」以下に記載された種族特性は全て無効となり、『霊』の初期値は10、作成時上限は20となる。
   ≪身体技能≫1つを経験点を支払わずに習得してよい。

真祖の血統(常時) Edit

 正統な血脈を持つヴァンパイアの一族、または始祖のヴァンパイアによる吸血行為によって覚醒した証。

習得条件:〔ヴァンパイア〕であること(この条件は無視できない)
常時:≪逆さ十字の棺桶≫をCPを支払わずに習得し、使用条件を無視して使用できる。
   また、≪逆さ十字の棺桶≫による『身体被害度』『体力値』の回復量は「それぞれの最大値/2」となる。
   ≪吸血鬼化≫で1d6を振る時、ダイスの面数を+SLできる。
   自身の≪吸血鬼化≫によって〔ダンピール〕となったキャラクターは「行動判定修正+SL」を得る。
   自身が≪式鬼≫≪式魔≫≪動員≫≪使い魔≫で召喚したNPCは「種族:ダンピール」を得る。
   これらのNPCは自身が≪吸血鬼化≫によって〔ダンピール〕にしたものとして扱う。
   自身が≪吸血鬼化≫によってキャラクターを〔ダンピール〕にした時、≪夜族技能≫1つをSL1で習得させる。
   自身が召喚した「種族:ダンピール」を持つNPCに、≪夜族技能≫SL個をSL1で習得させる。
   NPCがこうして習得した≪吸血≫≪伸縮爪≫は(白兵)に付加できる。
   また、〔ヴァンパイア〕の種族特性に以下を追加する。
   ・日光の下では≪霧変化≫≪身体回復≫≪灰化復活≫を使用できず、行動判定に-5の修正が与えられる。

異端の血(常時) Edit

 人外の種族から他種族へと変化し、強く適合した存在である事を表す技能。

習得条件:〔混血〕であること(この条件は無視できない)
技能習得時:『基本能力値』1つを指定する。
常時:選択した『基本能力値』1つに+5の修正を得る。
   ≪種族別技能≫から2つを習得条件を無視してボーナス扱いで習得できる。

昇華する血(常時) Edit

 混ざり合う血達が独自の進化の先へと辿り着く可能性を示す技能。

習得条件:〔混血〕であること(この条件は無視できない)
使用条件:≪異端の血≫を習得していないこと
技能習得時:『基本能力値』2つと種族ボーナスで習得した技能2つを選択する。
常時:この技能と選択した技能のSLを共有する。
   選択した『基本能力値』1つに+SLの修正を得る。

王の血脈(常時) Edit

 現代では失われたとされる鬼の王の血統。未だその力を身に宿す彼らは特定の姓を持たず、絶対的な"個"として裏社会に君臨している。

習得条件:〔鬼族〕であり、≪血脈≫を習得していないこと(この条件は無視できない) 
常時:自身は≪血脈≫を習得できない。
   ≪鬼族技能≫を習得する際、全てボーナス扱いで習得できる。
   ≪旧き血≫をCPを支払わずに習得する。
   「『筋』+5『速』+5『体』+5『技』+5『感』+5『知』-5」を得る。
   「自身の使用する武器は≪闘争本能≫適性+5を得る」

血脈:断華(常時) Edit

 旧家の鬼達が名を出すのも禁忌とした一族「断華」。
 鬼の王族に反旗を翻した罪で滅亡したとされており、今では一部の分家筋にその面影を残すばかりとなっている。

習得条件:〔鬼族〕であること(この条件は無視できない) 
技能習得時:『魔』『呪』『霊』からいずれか1つを指定する。
常時:自身は≪血脈≫で「本家」を選択できず、≪血脈≫による『基本能力値』の上昇量は-2される。
   指定した『基本能力値』に+5の修正を得る。
   『魔』『呪』『霊』の初期値は4となる。
   『筋』『速』『体』の初期値は2となる。
   ≪鬼身化≫の効果を以下のように変更する。
   「容姿が完全に鬼になる」
   「『魔』+3『呪』+3『霊』+3『筋』−2(『消費能力値』は変化しない)」
   「魔法修正+≪血脈:断華≫SL」
   「(魔法)を使用する際、『精神値』の代わりに『身体被害度』『体力値』からもコストを支払うことが可能」
   「≪部分鬼化≫が付加されているなら、『身体被害度』からもコストを支払うことが可能な効果を失う」
   「シーン内に「出血」しているキャラクターがいる場合、「血酔」が与えられる」

混成昆虫(常時) Edit

 複数の昆虫の形質を併せ持った個体であることを表す技能。

習得条件:〔バグノイド〕であること(この条件は無視できない)
技能習得時:キャラクター作成時に決定したもの以外の「昆虫種」を1つ指定する。
常時:指定した「昆虫種」を持つものとして≪昆虫技能≫の「種類別技能」を習得できる。
   〔バグノイド〕の種族特性による『基本能力値』の上昇を無効にする。
≪昆虫化≫時:指定した「昆虫種」の「昆虫種補正」に応じた『基本能力値』修正を得る。
       この効果及び≪昆虫化≫の効果による『基本能力値』の上昇量は半減し、上限を無視することはできない。

混合種(常時) Edit

 複数の動物の形質を併せ持った固体であることを表す技能。

習得条件:〔半獣人〕であること
常時:自身は「動物種補正」以外で動物種を参照する事ができない。
   SL個までの≪変身技能≫を、習得条件を無視して習得できる。
   この時、習得に必要なCPは0となり、「各種共通技能」は習得できない。
   〔半獣人〕であるなら、≪変身技能≫を習得する際全てボーナス扱いで習得できる。

一なる系譜(常時) Edit

 強靭な肉体を持ち、伝説に語られる高位の獣へと進化していく素養を持つ。

習得条件:〔半獣人〕であること(この条件は無視できない)
使用条件:≪完全獣化≫中
     この技能以外の≪特別技能≫を習得していないこと
常時:自身の≪完全獣化≫SLに応じて以下の効果を得る。
‥魔獣化……SL6以上
 命中・ダメージ修正+≪完全獣化≫SL
‥幻獣化……SL8以上
 対応修正+≪完全獣化≫SL
‥神獣化……SL10
 イニシアチブ判定によって得られる規定のタイム数を+1する。

魔導機械(常時) Edit

 魔法の行使が可能な特殊な機体である事を表す技能。

習得条件:〔アンドロイド〕であること(この条件は無視できない)
常時:自身の「(魔法)を使用する事ができない」種族特性は無効となり、
   『魔』『呪』『霊』の初期値は8、作成時上限は20となる。

超変異(常時) Edit

 通常の変異種よりも更に異形の変異能力を持つ事を表す。

習得条件:「変異態」であること(この条件は無視できない)
技能習得時:『基本能力値』1つを指定する。
常時:指定した『基本能力値』に+3の修正を得る。
   ≪極限化≫を習得する際、≪強化変異≫を習得しているものとして習得条件を満たすことができる。

聖者の資質(常時) Edit

 祈りを介さず奇蹟を行使できる特異体質を持つ。この体質の持ち主は教会から無条件で「聖人」あるいは「聖女」の称号を与えられる。

習得条件:〔ヴァンパイア〕〔ダンピール〕〔アンドロイド〕〔混血〕でないこと(この条件は無視できない)
常時:「教徒」の職業ボーナスで技能を習得する際、支払うCPは「0」となる。
   1シーンに1度、≪瞑想≫をタイムを消費せずに使用できる。その場合、≪瞑想≫の使用回数は2回分消費される。
   常に1+(SL/3)個の「信仰」を保持しているものとして使用できる。
   SLが10の時、上記の効果による「信仰」の個数を+1する。

勇者の資質(常時) Edit

 数多くの可能性を持ち、成長性が極めて高い。

習得条件:〔人間〕であること(この条件は無視できない)
使用条件:≪身体技能≫を習得していないこと
     この技能以外の≪特別技能≫を習得していないこと
常時:このキャラクターの種族特性による「実務・生活技能に+2d6の判定修正を加える」効果は無効となる。
   いずれかの『基本能力値』が20である場合、その種類に応じて以下の修正を得る。
   また、このキャラクターが『体力値』『精神値』から使用コストを支払う場合、
   使用コストの合計値から-1し、更に-(『基本能力値』が20である数/3)する。
   全ての『基本能力値』が20であるなら、-1する代わりに-10する。
   『筋』……命中・ダメージ判定+2d6
   『速』……避け判定+2d6
   『体』……受け判定+2d6
   『技』……生活技能と隠れる判定に+2d6
   『知』……実務技能と知識判定に+2d6
   『感』……『感』を用いる対抗判定と危険感知判定に+2d6
   『魔』……魔術修正+2d6
   『呪』……呪術修正+2d6
   『霊』……霊術修正+2d6

Q&A Edit

Q:≪リアルヴィジョン≫により召喚された〔実像〕を解除することはできますか?
  また、シナリオ中に〔実像〕を失った場合は再度召喚することができますか?
A:いいえ、1度召喚した〔実像〕はシナリオ終了時まで解除することはできません。
  また、シナリオ中に〔実像〕を失った場合は通常通り技能として宣言することでそのシナリオ中に再度召喚することができます。

Q:≪魂魄武装≫により、他人に装備した武器の魔法石のエンチャントは適応されますか?
A:はい。これは技能の効果による装備の強制なので、装備の貸し借りにはなりません。

Q:≪真祖の血統≫によりダンピール化したキャラクターはシナリオ終了後も行動判定修正を得れますか?
A:いいえ、キャラクターの修正値はシナリオ終了時までの効果となります。

Q:≪真祖の血統≫による≪吸血鬼化≫でダンピール化したキャラクターが、別シナリオで吸血鬼化させたキャラクターと同参加した場合は修正値は再び適用されますか?
A:シナリオ終了時までの効果なので別シナリオで修正を得ることはできません。

Q:≪鮮血魔術≫の「血液を固体にする」を使用する際、「血液から炎を生み出す」効果を付加する事はできますか?
A:いいえ、一度の行動宣言に際して同じ技能は一度しか適用できないため、「血液を固体にする」と「血液から炎を生み出す」を同時に使用することはできません。

Q:≪超変異≫の「≪極限化≫を習得する際、≪強化変異≫を習得しているものとして習得条件を満たすことができる。」とはどういう意味ですか?
A:≪超変異≫を習得しているなら、≪強化変異≫を習得していなくても≪極限化≫を習得することができる効果です。
  そのため、例えば「≪極限化≫≪翔翼変異≫≪回路変異≫」というように変異技能を習得することができます。


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